あなたが持っているアメジストの宝石は、どこに売るのがいいと思いますか?
「もし価値がなくて、査定の金額を聞いて恥ずかしい思いをしたらどうしよう?」
「アメジストだと今まで思っていたけど、もしかしたら違うのかも……」
などと考えてしまい、なかなか買取りに出せない状態になっているかもしれませんね。
でも、そんな心配は無用です!
あなたが宝石の価値を見極めることが難しいのは当然のことなんです。
このため宝石の買取りは実物を専門の査定士に見せることが一番大切ですが、少し知識をつけておくと安心できることもあると思います。
ここではアメジストを中心として紫の宝石について、かんたんな特徴や種類、買取りに関する情報を紹介していきます。
◇ 宝飾品の専門買取り先 ◇
紫色の宝石というと一番はじめに思い浮かべるのが「アメジスト」というくらい有名な宝石ですね。
アメジストは紫色をした水晶(ロッククリスタル)のことで、和名ではそのまま「紫水晶(むらさきすいしょう)」と呼ばれています。
画像はアメジストの原石。
宝石業界などでは正式には「アメシスト(英語:Amethyst)」と言うそうですが、発音しやすいからかアメジストとよく呼ばれています。
アメジストは、どこか神秘的な澄んだ紫色をしているのが特徴。
宝石屋さんで販売されているアクセサリーでは無色の水晶はあまり使われませんが、アメジストはきれいな紫が珍重されて利用されています。
ちなみにアメジスト以外では、水晶の仲間としては黄〜オレンジ色のシトリンや、やさしいピンク色のローズクォーツが取り扱われているようです。
水晶がそこそこ丈夫な宝石な上に、アメジストは昔から高貴な色として扱われることの多い紫色。
いくつか宝石を持っているなら1つはアメジストという場合も多いでしょう。
紫色の宝石といえばアメジスト!というくらい紫の石の中では有名ですが、紫色の宝石はアメジスト以外にも種類があります。
アクセサリーに鑑別書がついていない場合は、もしかしたら査定してもらった結果持っている宝石がアメジストではないと言われる場合もあるかもしれません。
参考までに、アメジストに近い紫色を持つ宝石を挙げると、「パープルサファイヤ」、「パープルトルマリン」、「パープルフルオライト」、白熱光(室内の明かり)の元での「アレキサンドライト」(※自然光では緑や青に見える)など。
この中で「パープル」とついている「サファイヤ」・「トルマリン」・「フルオライト」は、紫以外にも様々な色のものがあります。
それぞれ宝石の特徴に違いはあるんですが、「アレキサンドライト」以外は見分けるのは難しいので宝石の査定をしてもらうときに聞くのが確実と思います。
もちろん石の種類によって価値も異なるので要チェックです!
「アメジストは一体いくらで売れるんだろう?」
というのが、買取りに出すときの一番の関心事ですよね。
アメジストはほかの宝石と比べると、残念ながらあまり高くは売れないようです。
この理由は、上質なアメジストの原石が現在たくさん採れているから。
どんなにきれいなものでも、数が多くあるものはそれほど高価ではないんです。
同じものであっても、1つのものを100人が欲しがる場合と、100つのものを100人が欲しがる場合では前者のほうが絶対に値段が高くなりますよね?
極端な例ですが、どちらかというとアメジストは後者の100つあるほうに入るため、買取価格はどうしても安くなってしまうようです。
でも、アメジストの中でも紫の色が濃いものや宝石のサイズが大きいもの、宝石の中の傷が少なくきれいなものなどは高値の可能性があります。
そのほかに、アメジストに限らずブランドのジュエリーであれば、買取価格が上乗せされることもありますよ。
ブランド品の場合は、購入したときにもらった「ギャランティーカード(保証書)」やジュエリーが収まっていた箱がそろっているほうが高く買取ってもらいやすいです。
また、ブランド物は特にジュエリーのデザインによっても人気のものに買取価格に高値がつく可能性が高いです!
……と、全体的にはなっているんですが、実はアクセサリーなどの宝石の買取を扱っている業者の中にはまともにアメジストの価値を査定できない業者もあります。
お店のチラシや買取サービスのネット上に「宝石買取ります!!」などと書かれていてもダメなところがあるので要注意です。
アメジストなどの色のついた、ダイヤモンド以外の宝石のことを「色石(いろいし)」と呼ぶのですが、その色石は査定が非常に難しいらしく、ある程度修行を積んでいても誤った判断をしてしまうことがあるそう。
このため、買取業者には色石の買取自体を扱っていない場合も多いそうです。
宝石を購入したときについてくることもある鑑別書を持っていれば、ある程度は宝石の情報が客観的に分かるのでこの場合にかぎって買取っていることもあります。
それでも最終的には実物の宝石を見て査定をするため、宝石の価値を見分ける能力のある査定士のいる買取業者に見てもらうことが大切になります。
ここまで読んで、「自分のアメジストのアクセサリーを売るのは面倒だし意味がないのかな」と思いましたか?
でも、ちょっと待ってください!
アメジストの宝石に高値がつかない場合でも、アクセサリーではほかの部分で買取価格がつく場合がよくあるんです。
アメジストにかぎらず、アクセサリーの色石以外の部分にも買取金額がつく場合がよくあります。
代表的なものは、身体に直接触れる金属部分によく使われている「金」や「プラチナ」。
そして、真ん中の石を目立たせるために配置された小さな「ダイヤモンド」です。
金やプラチナはともかく、なぜアメジストより小粒のダイヤモンドに値段がつくのか、ちょっと不思議ですよね。
これは、ダイヤモンドがなかなか採れない宝石であるだけでなく、国際的に決められた規格で流通しているから。
小粒のダイヤモンドも「メレダイヤ」と名前を付けられ、どの買取業者でも取扱いがしやすいんです。
ほかのアクセサリーの周りを飾るのに再利用もされやすいのも、買取価格がつきやすい理由のようです。
このため、アメジストの宝石には高値がつかなさそうと感じてもアクセサリーを一度査定してもらうことが大切になります。
宝石の宅配買取というサービスは、もしかすると聞き慣れないかもしれません。
宅配買取というのは、いつでも日本のどこからでも買取り(査定)をお願いすることができる買取りサービスです。
宅配買取を取り扱っている買取り先に申し込みをすれば「宅配買取キット」を無料で送ってくれるところが大半で、そのキットについてくる用紙にどうすればいいか書かれているので初めてでも心配はいりません。
宝石の宅配買取サービスの中でも、特におすすめな買取り先が「リファスタ(Refasta)」です。
リファスタは東京の池袋にある買取り専門店で、宝石や貴金属を中心に取り扱っています。
ここでは宝石の査定に力を入れている上、日本の中で人もモノも多く集まる場所にあるお店が行っている宅配買取なので、高値で買い取ってもらえる可能性がとても高いです。
査定結果の連絡はあなたが希望する方法を選択できますよ。
宅配の配達料も無料で、もし査定額に満足できなかった場合にもキャンセル料は無料。
しかも、返送料はすべての宝石や貴金属に値段がつかない場合にキャンセルするときだけかかる仕組みなので、あなたの査定してほしい金やプラチナの使われたジュエリーであれば返送料の心配はいらないでしょう。
また、リファスタでは簡易的な査定として、「メール査定」や「かんたんLINE(ライン)査定」といった、モノを送らない査定も依頼できます。
宝石を送るのは届くのに時間がかかるからどんな感じかだけ知りたい場合に使うと、だいたいの買取り金額が分かるので便利です。
以下のページでは、わたしが実際にリファスタで宝石を宅配買取してもらったときのことについてまとめているので、やり方やどんな様子なのかを見てもらうと参考になると思います。
なお、紹介したリファスタ以外にも、宝石の宅配買取サービスを行っているところがあります。
さまざまな宅配買取り先と比較したい場合は、こちらも参考にしてみてください。
アメジスト自体には高値はつきにくいですが、アクセサリーの金属部分やまわりのメレダイヤに買取価格がつく可能性は非常に高いです。
あなたの判断だけで捨ててしまわず、買取り査定を依頼することが大切です。